年齢や運命に抗うということ。。

昨日、コンプレックスの
お話を少しだけさせて頂きました




久々に素直な気持ちを
ブログへ書きたいとふと。。



今は、本当に一年一年
歳をとれること、
心から嬉しいです




わたしは
若い時から
コンプレックスの
かたまりでした




特に容姿に関しては
並々ならぬ。。(笑)




でも、
今まで生きてるなかでは
今の容姿が一番好きです。




まぁ、
好きというのは
ちょっとニュアンスが違いますが


この数年で
まぁまぁ現実を
受け入れられた



という感じでしょうか。




エキゾチック
とも良く言っていただきます(笑)




北海道出身ですが
超東南アジアン顔のわたし(笑)




名前もあいまって
そちら側出身のひと、
と思ってくださる方々も
いたようです(笑)
(未だにそう思ってる方もw)
 




話ずれました(笑)





年を重ねるって本当に素晴らしいと




心底思います




写真を撮っていただく事も
多い仕事ですが




ふにゃっふにゃんの
二の腕

さらに削げてきた胸

垂れてきたおしり、、

白髪もちらほら
さらにくせ毛が
シミしわもやはり




でも、
歳を重ねられたから
見ることができた


生きれたから
見ることができた
今の真の自分の姿であり




自分の37歳の容姿、、







30歳で病気を経験してから




正直容姿に関しての
コンプレックスは
驚くほど
消えてなくなりました



ただ、
自力で排泄ができて


痛い所がなくて



飲めて食べられる




それができるのなら
他に関しては
まあ大したことじゃない、、

そんな風に思えます




今ももちろん
おしゃれすることは大好きです。



とにかく洋服が好きなので




痩せすぎも太りすぎもないよう
心掛けたり、、

お洒落を楽しみたいとも
思いますが





生まれもったものは

どんなに抗っても
仕方ありません





特に
音楽をやっていると
綺麗で若くて才能ある方が
大勢、、





まーったく
比べようもなく
清々しいくらい
足元にも及びません。





そうこうしているうち

自分でいい

自分がいい

と少~しずつ思えるように
なりました。




一番そう思えたのは
みなさんに
全てを話せたとき。



こんなわたしでも
お役にたてるかもしれない、、
生きてていいのかもしれない、、




わたしが本当にしたいことは
地味な作業なので
そんな素晴らしい容姿がなくとも
実現出来ること。



わたしにも可能であるということは



何かこの世にのこされた
意味があるのかもしれない、、



ハッキリ
そう思えた瞬間でした





30歳からは
とにかく早く歳を

一歳でも

とりたくて
とりたくて
とりたくて
とりたくて
仕方がなかった





早く40歳になりたくて





早く10年経たないかなぁ…
はやくはやくはやく、、

そればかり思っていました






40歳という節目は

わたしのガン完治を示し、

昔では
ほぼ子供を諦める年齢
(今は勿論違いますが)



やーっと
その時に
みなさんと同じ状況に
なれるのかな、、とか。。




子供が産めない自分を
受け入れられるように
なれるのかとも
思いました





勿論、周りは関係ありません

自分は自分です。




しかし、

やはり、

どう思っても
どう頑張っても

ここだけは
理屈でありません





だから




羨ましいものは
羨ましい




どんなに望んでも
100%無理なものは無理。






これは一生の後遺症のひとつですが

今も
どんなに暑くても
医療用のストッキングは
かかせません。

素足にサンダル、、、

もう二度と出来ませんが

今はわたしが出来る範囲での
夏のお洒落をしています。



腸閉塞も
常に気を付けなくてはなりません


あまりにも不規則で
寝不足など続くと、、


実は、術後一度だけやらかしてしまいました。。



ステージに穴をあけずにすんだのは
ラッキーでしたが。。



真夏に
素足にサンダルが出来る女性を
羨ましいと


今でも正直思います




お子さんがいらっしゃる女性

7年たった今でも羨ましいと正直思います





でも、
いいな、
羨ましいな、、


それを
思うのは自由だし



やはり自然なこと




わたしはわたし!
頑なに思う方が不自然な
気がするのです、、




羨ましい、
その気持ちは
素直な自分の気持ち。




綺麗な若いこたちも
美しいなぁ、
いいなぁ~


心底思うし
綺麗ですね~
おじさま方々のように
口に出してしまったりも(笑)




赤ちゃんをみると
かわいい~と
なでなでしてしまう




でも、

それが素直な気持ち。

隠す必要もないし
それでいい、
そのままでいい、

そう思うと随分楽になりました。




赤ちゃんは
見るのも
さわるのも
においも
大好き。




生きている間は
自分とは
残念ながら
ご縁がなかった。




でも
一人でも
多くの方には
幸せな出産を



心底してもらいたい。






わたしのような思いは
しないでほしい



心から。






特に若い女性



小さなお子さまがいる
お母様、、



こんな思いはしてほしくない。






もちろん
一人で生きていく素敵な
女性も沢山います


子供を持たない
人生だって
それも人の自由。



人には様々な事情があります。
色々な選択があっていいと思います。




しかし、出産を望む方にだけは

それだけは、

絶対に同じ経験は
してほしくない。



だって
子宮がんは
早期発見できれば
何てことない病気




もったいない。

素晴らしい幸せな
女性としての人生

産まれるであろう
幸せで望まれたいのち。



一生、女性として
悩まされる必要性なんて
誰にもなくていい。

絶対に。





わたしのような経験をする
女性がゼロになる日を
願ってやみません。

どうか。







P&Vo KUMIKO KAHLO クミコカーロ

KUMIKO KAHLO's Ownd

KUMIKO KAHLO(クミコ カーロ)啓発活動と音楽活動を同時に行う特異なジャズシンガー。ピアニスト。自由自在に操るピアノ弾き語りパフォーマンスと愛のあるMCで全国各地より呼び声高い。 L.Aでのイベント出演、六本木、銀座、上野など老舗ジャズクラブ、ホテルなどの10年間関東での旺盛な活動を終えた後、札幌へ移住。現在、札幌グランドホテル、SUNTORY BAR、アペリティフ、レギュラー出演中。